新江戸百景巡り。道灌山や小野照崎神社や

三連休。
晴れるのは初日だけらしい。

おこめちゃんを娘と買ってきて、何だかだで13:00くらいになっちゃったけど
今日しかないとなると、お出掛けしなきゃ

道灌山
新江戸百景巡り、あと残りは10箇所
どんどん参りましょう。

残りのうち、半分は郊外なので一つずつだけど
半分は都心なので、複数行きましょう。

まずは道灌山
虫聴きです
1/20 大寒 江戸の大晦日までの色々

この虫聴きのブログを書いたとき
ありゃあ、西日暮里か
すぐ近くまで行ったのになあ。
谷中の七福神巡りの時です。

やっぱり、そうだよな
江戸では有名観光地ですから。

西日暮里の駅を降りたところに西日暮里公園があり
そこが昔の道灌山

山の手と下町のちょうど境目にあたるのでものすごい崖
公園側から見下ろすとこんな感じ

下町側からするとまさしく山です。

秋に虫が鳴く頃
みんなが虫の声を聴くために訪れた。

説明も充実

足音をたてないように、そおっと上がってくる女性が何とも微笑ましい。
面白いのは男たちが虫かごを持っているところ
実は、虫聴きと言っても、ここにいる虫の声を聴くだけじゃなく
虫かごを持っていって、ここで聴く

それならば、自分ちで聴けば良さそうなもんですが
何でもイベントとして楽しもうという
江戸っ子を象徴するような場所です。

緑豊かな公園で、これは虫かごなくても、今でも虫が鳴くかも知れないぞ
その頃もう一度来たいなあ。

あらま、こんなところでこんな格好でおしくらまんじゅうしている。
寒かったのかなあ

高村光太郎
公園のすぐ近くに、高村光太郎碑

高村光太郎ってこんなに目が大きかったんですね

高村光太郎の筆跡の正直親切
正直親切な生き方はしてないなあ
これからは、ちゃんとしよう。

智恵子抄ですね

いやなんです
あなたのいつてしまふのが――

花よりさきに実のなるやうな
種子たねよりさきに芽の出るやうな
夏から春のすぐ来るやうな
そんな理窟に合はない不自然を
どうかしないでゐて下さい

諏方(すわ)神社
谷中の七福神の時、時間がなくて横目で見ただけの諏方(すわ)神社
折角なので行きましょう。

狛犬がすごい鳩胸

隣の神宮寺の浄光寺

別名雪見寺というくらいでとても風光明媚
この辺一帯崖の上なのですべからく風光明媚
元々新堀(にいぼり)と言っていたものを
日が暮れるまで見ていても飽きないということで、日暮の里(ひぐらしのさと)で
日暮里(にっぽり)に変わっちゃったくらい。

ここに何と江戸六地蔵の一つがあると。

そんな馬鹿な
江戸六地蔵は、品川寺、東禅寺、太宗寺、真性寺、霊巌寺、永代寺(浄名院)の筈

ネットで調べると、深川の地蔵坊正元発願の江戸六地蔵と、
東都歳時記による江戸六地蔵との二つがあり、
さっきの江戸六地蔵は、深川の地蔵坊正元発願の江戸六地蔵らしい。

こちらの江戸六地蔵は、東都歳時記による江戸六地蔵という事です。
駒込の瑞泰寺、千駄木の専念寺、西日暮里の浄光寺、下谷の心行寺、上野大仏堂のうち、浅草寺の正智院
だけど、現存するのは専念寺と浄光寺だけとなっています。

全日本プロレスと新日本プロレスみたいなもんですね。

小野照崎神社
もうひとつ行っちゃおうかな
ズルして電車に乗って、小野照崎神社

いやあ、新江戸百景巡りの本を読むまで全く知りませんでした。
小野篁(おののたかむら)を祀った神社があったなんて。
わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと 人には告げよ 海人の釣舟
の人です。
小野小町の子孫で、地獄とこの世を行ったり来たりできる特殊能力の持ち主

ビックリ
日本三大庚申なるものがあるじゃないですか
Wikipediaによれば
金剛寺八坂庚申堂(京都市)、四天王寺庚申堂(大阪市)、東京入谷庚申堂(東京都台東区。現存せず)
となっているので
かつて、入谷庚申堂というのがあって今はないけれども
その中の庚申塚をここに移したという事でしょう。

そして、一番の見所は富士塚

富士塚ファンにはたまりません。
現存する富士塚の中では5番目に古い
あんなに富士塚ってあるのに実はほとんどが明治以降に作られたもの。
江戸時代に作られて残っている富士塚は14個しかない

一番の不思議は、すごい人気だということ。
特に女性が、ご朱印をもらうためにずらっと並んでいる

こんな光景は、東京大神宮以来。
私が知らないだけで、女性の間では
今ごろ何言ってんの?
照るちゃん超有名じゃない
って感じでしょうか

実はこのあとも行ったんですが
続きは明日ね

どこ行こう、そうだ!おでかけマップ

新江戸百景巡り。道灌山や小野照崎神社や」への2件のフィードバック

  1. ピンバック: 新江戸百景巡り。柳森神社と麟祥院 | でーこんのあちこちコラム

  2. ピンバック: 下谷から入谷の散策 | でーこんのあちこちコラム

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